ライダー変身ベルトを装着して雪かきしてたら色々あって通報された


笑えよ


はいはいワロスワロス


もうちょっと何か着ないと


ふふ


オーズ


ライダー変身ベルトだけを装着してたのか


先月の話なんだけど、朝寒さで目覚めたら、雪で隣の屋根が真っ白になってた

これが雪国かーとか考えつつ、とりあえずシャワーを浴びて着替えて、ギャレンバックルを装着して外に出たんだ
ギャレンラウザーが見つからなかったので、代わりにディエンドライバーをコートの内ポケットに入れて出発
イヤホンからは大音量のBLACK ACTIONでもうノリノリ


な、なんで先月たてなかったんだ?


ていうか雪が関係するなら五代君であってほしかったなと思う


ライダーマンだろお前


さっぱりわからねえ


こうなったのも乾巧って奴の仕業なんだ


なんとかホッパーの人か


ちょっと土手で転がってくるつもりだったんだけど、それどころじゃないなって

とりあえず埋まった車をどうにかしなけりゃならない。
そっちは降るから必須だぞ。買っておけよ。ってフレに言われて買っておいたショベルで雪をどかしつつ車までの道を作る
そこからは延々と積もった雪をどかす作業
うお、アンテナ曲がってんじゃねーか!とかションボリしつつ作業してたら、背中になんか衝撃が走った
なんだよと思いつつ振り返ったら、小学生くらいの3人が雪合戦してた


友達のチャリンコにのって仮面ライダーごっこし職質された人と似たような匂いがする


雪なんかエンジンかヒートのメモリーで一発だな


「なんだギャレンかよ••••」


ディケイドライバーだったら「おのれディケイド」したのに


子供A「ギャレンって何―」

子供C「ユッキー知っとる?」
子供B「知らん」
俺「ブレイドに出てくるライダーなんだけど知らない?」
子供A「えっブレイド?知らん」
子供C「やってないし見たことない」
ユッキー(B)「剣って書く奴じゃなかったっけ」
ブレイド全否定の可愛くないお子様達


なんでギャレンバックルだよ

雪の中でボドボドにでもなる気か


世代的に知らんのもおかしくないだろ

それなのに全否定とか言っちゃう
って…
いい歳して何やってんの?


アックン「ねえ変身してみせてよ変身」

とあっくんがやたら絡んでくるので、とりあえず変身してみる
カードケースからカードを取り出し、ベルトにセット
ウィンウィンウィン
俺「ヘジン!」
ベルト「ターンアップ」
アックン「知らん奴やとよくわからんね」
西「ねー」
お前やらせておいて酷いじゃないかおい


しかし代わりに持ってたディエンドに食いついてきた

アックン「これディエンドのや」
ユッキー「ほんとや」
俺「銃はディエンドのだね。ギャレンも銃を使ってたたk」
アックン「こいつかっこわるい奴やね」
西「悪者やし」
ユッキー「でもディケイドも世界壊すとかいっとったけど」
アックン「よくわからんけどディケイドもかっこわるかった」
西「いやディケイドかっこよかったって」
アックン「ダーサーいって」
ユッキー「俺ディエンド好きなんやけど…」
やっぱこれくらいの年齢って、話うんぬんより見た目とか活躍するかのほうが重要なのかなーとか思ったり


車の後部座席にホッパー、ディケイド、ブラック(アマゾンとかのセットのやつ)のベルトがおきっぱなしになってたので

ちょっと雪かきを再開して前座席倒してベルトを取り出す
俺「ディケイドのベルトとかもあるよー着けてみるー?」
西「おっディッケイド、いいいんですか?」
アックン「ディディディディケイドゥ」
ユッキー「これ地獄兄弟のやwww」
妙な敬語になる西と小刻みに震えながら電子音しゃべりするあっくん。ホッパーゼクターに食いつくユッキー
とりあえず周りに車もあるし、道路も近いからって徒歩30秒の公園まで移動
朝で人気がないとはいえ、子供らがライダー遊びしてる中、さすがに混じって遊ぶのは恥ずかしいので積もった雪でカマクラ製作開始
しばらくしたら、「ディエンドしねー!」といつのまにか攻撃対象が俺になって、雪球投げつけられたので、こっちも雪球投げ返して雪合戦開始


何か微笑ましいな


ディケイドライバーとホッパーゼクターは貴重品じゃないか・・・


士「ライダーごっこが通報される世界か」


見るといつのまにか向こうにパトカーも止まってる

なんか関わってしまったばっかりに本当にめんどくさい事になってしまった
警官「このあたりで黒いコートを着た不審な人物が、子供に何かしているという通報があってきたのですが…」
俺「そうなんですか」
えらくストレートに言ってくる警官。どう見ても俺の事ですか
警官「それでですね」
俺「あー雪かきしてたんですけど」
警官「公園で」
俺「いえ、そこの駐車場で」
警官「そちらに住んでるんですか?」
俺「はい」
警官「で、今公園ですが…」
俺「雪かきしてたら、えー雪玉を…この子らに投げつけられてですね、でまあ流れで一緒に雪遊びしてたわけで」
ジャキッ<ラァイダージャンプ>ウィンウィンウィン


<ライダーキック>ドゴシャー

子供3人がカマクラの中でこっち伺いながらベルト弄ってる
その横で雪が降る中職質される俺と職質する警官
あれ、痴漢冤罪とかと違って大丈夫だよね俺。とか色々考えながら応答する
警官「そうなんですか。一応身分証明できるような、免許証とかあれば見せていただきたいのですが」
俺「ちょっと待ってください…どうぞ」
警官「本人さんですね…住所も間違いないと」
アックン「こいつねー人のカード盗む奴なんよー」
警官「あん?」
俺「えっ」
アックン何言い出すの


あっくん…


ディエンドだもんなー


その警察はシザースだったんだろ


アックン「えいっ!せやっ!」ビシッ ビシッ

西「悪い奴や」
その時頭に『友よ、君たちは何故悪魔に魂を売ったのか』ってフレーズが出てきてそれで頭がいっぱいになった
警官「ちょっと話聞かせてもらってもいいですかね?」
なんが顔つきがさっきまでと違って固くなってる気がする
俺「あのー、そっ仮面ライダーの話でですね…その、主人公のカードを盗むライダーっていうのがいまして」
警官「はい」
俺「で、さっきライダーごっこをしててですね」
アックン「えい!」ビシ
あっくんキックやめて膝の裏が地味に痛い


俺「それでですね、僕なんですよ」

テンパリすぎて今思い出しても恥ずかしい応答をしてしまった
警官「はい…」
ユッキー「あんねーこの人がベルトいっぱい持っとってねー、遊んどったんよ」
俺「そっそうなんですよ。」
うおおナイスユッキー!
ユッキー(小3)の助け舟に乗りつつ、勢いでコートの前を開いてギャレンバックルをアッピルする奴俺
警官「そうなんですか」
なんか鼻の穴ひろがってますが。笑うのこらえてますかおまわりさん


「いっけね、コートの下何も着てなかった」


で、こっちを見たあっくん母がふと何か気づいたみたいな顔をした

アックン母「あっ、ウエハースの」
俺「へ?」
アックン母「いえ、あのー…私向こうのコンビニで働いてるんですが、あのウエハースチョコをよく買われる方ですよね」
俺「は」
あっくん「え?この人がウエハーマンなん!?」
俺「えっ」
あっくん母「あはっ」


あはっwwwwww


ウエハーマンってなんだよww


あはっ^^じゃねーよ!おい!

ずっと神羅万象チョコ集めてるんだけれど、こっちに越してきてからは近くのコンビニで新弾のたびに3箱予約してたんだよ
そのせいで、どうも俺はコンビニでウエハーマンというあだ名をつけられてるうえに、家族の話題にもされているようだという事実をいきなり突きつけられた
てかあれ、もう変な噂されてたって事なの?死ぬの?


「あの人今日も3箱予約していったわー」


見ててください、オレの、変身!ってやれよ

ちょうど雪だろうが


ウェハース3箱とか干からびて死ぬ

どう処理してるんだよウェハーマン


何だかんだいって
はいい奴


うぇwwwwww


なんというか……うん、そのまま近所のお子様に人気の変なオッサンもといウエハーマンになればいいんじゃね


俺「ウエ…ハーマンですか」
あっくん母「あっあの、またご来店くださいっ!」
俺「あーはい…」
俺「じゃああの、雪かきありますんで戻りますんで、子供らお願いします…」
母「はい、あの、また何かあったらうちの子と遊んでやってください^^;」
何か起こしそうだわって目でみてやがったくせにチクショウ!とか考える気力も無かった
俺「はい、それじゃ…」
アックン「ウエハーマン帰るんー!?」
俺「ッ帰るよー!!」
アックン母「あっくん!」
もうウエハーマン扱い
ギャレン→ディエンド→ウエハーマン
そんな浸透するほど話題にされてたのか
この間ゼクス4弾3箱買ったばかりだったからか…


仮面ライダーウエハースの誕生か


仮面ライダーウェハ

シールをベルトに貼り付けて変身


お前いいやつだな


仮面ライドゥ

ウェウェウェウェファース!!


あっくん母「あの、そちらでお借りした物を返していませんでしたので」

渡された紙袋の中に変身ベルト2本
そういえばベルト返してもらってなかったか
どうも部屋がわからないから一室一室チャイムおして回ってたみたい。っても階段から3部屋目だけど
正直さっさと忘れたかったけれど、ベルト持ってきてくれたし、まあいい人なのかなーとか良い方に考えて
あっくん母「その、先ほどはすいませんでした」
と、妙に視線を臀部のあたりに感じる。
ゴクリ
見ると俺の腰に変身ベルト1本
ベルト回収どころか自分のベルト外すのも忘れてました
工口?無いよ!


は出来る子


臀部ってケツだよな…


俺「あー、いえ…わざわざすいません」

あっくん母「あの、そのお詫びでこちらもどうぞ。本当すいませんでした」
俺「はあ、どうも?」
あっくん母「それでは」
お詫びというのがよくわからないけれど、ベルトとは別の袋を渡される
なんだこれ?と思いつつタオルでベルトの水滴拭き拭き
とりあえずベルトの動作チェックしつつ、お詫び袋を開けてみることにした
神羅万象チョコでした
傷口に塩擦り込みにきたのかよチクショウ!
しかも前の弾のな。冷凍庫に食ってないウエハースが大量にあるのにな
特にオチもないけど
お し ま い


恥といふことを打ち捨てて、世のことは成るべし


いやいい落ちじゃないかウェハーマン


ウエハースマンですか……
らしい


変身ベルトって大人のウエストに合うくらいの長さがあるんだね。


ガンバライドやってると寄って来る

チビッ子のほっぺぷにぷにしてる俺は危なかったのかwwwwwwwwww


現代日本の虚しさの中で、上辺だけでも人を思いやる心が感じられるいい話じゃないか


とりあえずあっくんママはいいネーミングセンス持ってるよな


いらないバトスピカードをちびっ子にあげたらめちゃくちゃ喜んで可愛かった

通報されないかハラハラしたけど


アックン「ウウウウウウエィハー」


久々に面白い話だった!ありがとう!


乙、良かったよ


一つ言えるのは
はいいやつだなw

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